2011年6月29日発売ドラマCD『はちみつカフェ』キャストインタビュー

『まんがタイムファミリー』(芳文社刊)で好評連載中の4コマ漫画『はちみつカフェ』がドラマCDになって登場! 原作の雰囲気そのままに、豪華声優陣が作品の世界を大きく広げます。メインキャストを務めた沖 佳苗さん、花澤香菜さん、鈴村健一さん、喜多村英梨さん、菊池こころさん、市来光弘さんに作品の魅力をお伺いして来ました!


―演じられたキャラクターの紹介をお願いします。
蜂谷まりも役・沖 佳苗さん(以下、沖):
まりもちゃんは、演じる前は怪力で、ハチャメチャな女の子だという印象だったのですが、音先輩の前では緊張したり乙女っぽい部分が表れる、可愛らしい女の子だな、と思いました。

月原 密役・花澤香菜さん(以下、花澤):密ちゃんは、お兄さんの音君と一緒に「メタセコイア」を切り盛りしている看板娘です。彼女自身は意識していないと思うのですが、美人オーラが出ていて、それにつられてお客さんが寄ってくるようです(笑)。

月原 音役・鈴村健一さん(以下、鈴村):音は「メタセコイア」のオーナーです。カフェには元気な人たちが多いのですが、月原兄妹は淡々としておりまして、周りと温度差があります(笑)。

黒沢ひろえ役・喜多村英梨さん(以下、喜多村):ひろえは「メタセコイア」でシェフを担当しています。料理は絶品で腕は確かなのですが、男を追って店を飛び出してしまったりと、青春している部分もあります。登場する女性キャラクターの中では一番大人びていて、妖艶さも持っている人物です。

蜂谷草太役・菊池こころさん(以下、菊池):草太はまりもの弟で、とても元気な男の子です。まりもとの掛け合いも面白く、子どもらしい子どもだと思います。

馬場役・市来光弘さん(以下、市来):馬場は、波木、長谷部と一緒に密ちゃん目当てで来店する「3バカ」の一人です。他の二人と違って「静かなエロ」という立ち位置なんだということが演じていて分かりました(笑)。妄想にふける波木と長谷部と違い、一人静かに密ちゃんのことを想っている、という感じです。

―収録の感想をお聞かせ下さい。
沖:
『はちみつカフェ』は、これまでWEBラジオでパーソナリティとして関わらせていただいてきました。まりもちゃんを演じるのは今回が初めて、ということで緊張したのですが、周りのスタッフやキャストさんがとても温かく支えてくださって、最初から最後まで楽しく演じることができました。

花澤:作品自体はほのぼのしているのですが、テンポはすごくいいんです。そんな中、密ちゃんは密ちゃんで、空気感をうまく出しながら演じることができたと思います。楽しかったです!

鈴村:音自身が静かなキャラクターですので、周りにつられてノリ過ぎないように気を付けました。静かな中にも自分の考えや思いがしっかりあるので、演じていて楽しかったです。

喜多村:現場ではおなじみのキャストさんも多くいたりしてリラックスした中で収録することができました。ひろえは元気なのですが、パワフルというよりも、ひろえ独特のノリのようなものがありますし、トラブルメーカーのような立ち位置でもあったので、まりもとの絡みの部分も演じていて楽しかったです。

菊池:ちょっとドタバタしてしまいましたが、とても楽しい収録でした。WEBラジオでパーソナリティをやらせていただいていたのですが、いざ演じるとなると、やはり緊張しましたね。

市来:蜂谷兄弟のテンポの良さは、収録を聞いていてとても良いなと思いました。そこに密ちゃんのスローな感じがあいまって、作品の世界観がうまく表現できているんじゃないかと思いました。

―本作の聴きどころをお聞かせ下さい。
沖:
今回のCDには3話分が収録されているのですが、それぞれの回で登場人物がクローズアップされているので、「えっ、もう終わっちゃったの!?」と思うくらい、最初から最後までジェットコースターのような感覚で聴いていただけるのではないでしょうか?『はちみつカフェ』という作品のテンポ感を楽しんでいただけると思います!

花澤:馬場、波木、長谷部の気持ち悪い「3バカ」です(笑)。彼らが繰り広げる妄想の中に密ちゃんも入っていて、はっちゃけた演技がとても楽しかったので、そこを聴いて欲しいです!

鈴村:どの登場人物もすごくキャラクターが立っているので、どこを切り取ってもほのぼのとしていて素敵な作品です。強いて挙げれば、まりもと草太の二人が漫才のような掛けあいをしている部分でしょうか(笑)?

喜多村:私も、まりもと草太の掛け合いの部分がとても好きです。ボケを狙っているわけではないそのやりとりがホンワカしていますし、周りを固める独自の世界観を持つキャラクターたちにより形成される全体の雰囲気がいいですね。

菊池:キャラクターに個性がありますので、そこを楽しんで欲しいと思います。ちぐはぐなキャラクターたちならではの面白さが伝わればいいな、と思います!

市来:花澤さんもおっしゃってましたが、妄想シーンは面白かったですね。本収録前のテストでイケメン風に演じてみたり、本番でキャラクターに合った声で演じたりしました。単純に笑えるシーンだと思いますので、是非楽しんで欲しいです。

―皆さんがもし「メタセコイア」で働くことになったら、どんな仕事をしてみたいですか?
沖:
まりもちゃんを演じていてすごく楽しかったので、元気な店員をやりたいですね。空気が読めているようで読めないような(笑)。

花澤:私は接客がちょっと苦手ですので、食材などの買い出しをしにいきたいと思います(笑)。

鈴村:おいしいコーヒーを淹れられるようになりたいですね。コーヒーミルを一式揃えて本格的にやりたいです。ネルドリップという方式の淹れ方があるのですが、使用する布の保存方法がとても難しいんです。そんな布に翻弄されるようなカフェに参加したいと思います(笑)。

喜多村:私は、料理はひろえほど自信がないので(笑)、ホールで接客をしたいです。でもお金の勘定を間違えると大変ですので、レジは打ちたくないです(笑)。オーダーを間違えたら市来君のせいにします(笑)。

菊池:庭仕事が好きなので、お花を植えて、育ったお花を店内に飾りたいと思います。

市来:喫茶店の中にゲームの筺体を置いて、自分がインストラクターとなってゲーム(主に格闘ゲーム)教えてみたいです!

―『はちみつカフェ』というタイトルにちなんで、皆さんのお好きな、はちみつを使った料理を教えて下さい。
沖:
はちみつ100%のあめや、あとはホットケーキにかけて食べたりしています。あまり奇をてらったものがなくてすみません(笑)。

花澤:はちみつチュロスが好きです! あまり食べると太りそうですが(笑)。

鈴村:ライブの前には喉にいいので、いつもはちみつを使った特製ドリンクを作って飲んでいるんです。大根をおろして、はちみつと混ぜてつけておきます。それをお湯で割って飲むのです。これは効きますよ、みなさん(笑)!

喜多村:ミルクティーが好きで、ファーストフード店などにはちみつが置いてある場所では砂糖代わりに入れたりしています。

菊池:野菜などに黒酢にはちみつをかけると黒酢あんかけになって美味しいですよ!

市来:喜多村さんのように、カフェに行くとハチミツ入りの飲み物を頼んだりしますし、家ではクラッカーにつけて食べたり、食パンに塗ったりして食べますね。

―最後に、ファンの方に一言お願いします。
沖:
原作のようにほのぼのとした空気がありつつ、お客さんとのやりとりでは思わずツッコミを入れてしまいそうな場面もあったりと(笑)、聴きどころ満載のドラマCDになりました。原作ファンの方はもちろん、ドラマCDで初めて『はちみつカフェ』を知っていただく方も楽しんでいただけると思いますので、是非WEBラジオ宛てに感想を送って下さい!

花澤:カフェでバイトをする、というほのぼのとした雰囲気の、本当に好きなタイプの作品です。聴いていて情景が浮かんでくるようで、是非アニメーションで観たいと思いますので、皆さん応援よろしくお願いいたします!

鈴村:まったりした雰囲気もありますし、漫才の掛け合いのような場面もあったりと、とてもほのぼの聴ける作品だと思います。日常の疲れをこの作品で癒していただければ幸せだな、と思います!

喜多村:蜂谷姉弟によるテンポ感もとても感じられる作品なのですが、その周りには独特の空気を持ったキャラクターたちが絡み合って1つの作品になっておりますので、いいスパイスが効いた本作を耳で楽しんで欲しいですし、香菜ちゃんが言ったように、「目で楽しみたい」という声が多く聞ければいいな、と思っておりますのでよろしくお願いします!

菊池:聴けば絶対に笑えると思いますので、迷っていたならば是非買って聴いてみて下さい!

市来:今回のドラマCDには、原作にはないオリジナルのキャラクターが出てきておりますので、原作を知っている方にもさらに楽しんでいただける内容になっていると思います。このドラマCDを聴き終わったら、原作の方も是非楽しんで下さい!


☆商品情報
「まんがタイムファミリー」(芳文社)にて連載中の『はちみつカフェ』(ふじのはるか)が、待望のドラマCD化!
喫茶店「メタセコイア」を舞台に繰り広げられるラブコメディー。
逆境の数々を元気娘の店員「蜂谷まりも」が乗り切っていく姿に元気と勇気がもらえます!

ドラマCD『はちみつカフェ』

2011年6月29日発売
品番:FFRS-0014
税込¥3,000
発売元:株式会社ダイスクリエイティブ
販売元:株式会社ダイスクリエイティブ

【CAST】
蜂谷まりも:沖 佳苗
月原 蜜:花澤香菜
月原 音:鈴村 健一
黒沢ひろえ:喜多村英梨
蜂谷草太:菊池こころ
馬場:市来光弘
波木:山口翔平
長谷部:渡辺英雄
おばあさん:島 涼香
客:坂巻 学
穂坂:遠近孝一

●CDの予約はこちら!
http://dn-e.jp/item/FFRS-0014_130.html


☆原作コミック、全国書店・ネット販売店にて好評発売中!
『はちみつカフェ』第1巻
ふじのはるか 著
ISBN:978-4-8322-6886-9
¥619(税別)

☆『はちみつカフェ』のWEBラジオ、好評配信中!
はちみつカフェらじお
隔週木曜日更新
【パーソナリティ】
沖 佳苗・菊池こころ


<リンク>

●『はちみつカフェらじお』サイト
http://toeiag.com/honey/

●最新回の配信はこちら!
http://dn-e.jp/ms/program/honey_cafe.html

●ツイッターアカウント
@cafemetasekioa

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