『ヴィジランテ』第10話「イベント開催!」あらすじ&先行カット解禁!ナックル役・間宮康弘のリレーインタビューも公開!!
|“ヒロアカ”ファン待望の公式スピンオフシリーズ『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』より第10話「イベント開催!」のあらすじと先行カットが公開!ナックル役・間宮康弘のオフィシャルインタビューも到着した。
第10話「イベント開催!」
ポップのもとにマルカネ百貨店の新装開店イベント“なるフェス”への出演依頼が届く。ポップは迷いながらも、コーイチ、ナックルに背中を押され挑戦することに。一方、ナックルは独自に蜂須賀の正体を探り続ける。その行動には、ナックルのある秘密が関係していた。
ナックル役・間宮康弘さんオフィシャルインタビュー
――第10話の冒頭では、家族の問題に直面するナックルの姿が描かれます。普段のパワフルな印象とは異なる表情が見られましたが、演じる際にはどのような点に注意されましたか?
ナックルは暴力的な部分が非常に目立つキャラクターですが、第10話の冒頭では、奥さんに優しく接する様子が描かれます。しかし、その奥さんは心身共に病んだ状態で……。それに対して元気そうに振舞うナックルの姿はどこか痛々しくて、見ていて辛くなりました。
そんな状態の妻に「大丈夫」と声をかけるのだから、きっとナックルは優しく言葉を発すると思い、テストではそう意識して演じたんです。しかし、音響監督の三間さんからは「そんなに優しくされると、奥さんは“たぶん私もうすぐ死ぬんだな”って思っちゃうよ」と言われてしまって(笑)。優しく声をかけることだけが気遣いではなく、いつも通りに接することが励ましになることもあると、その時に気づかされました。また1つ勉強させていただきましたね。
――そういったシーンやこれまでの話数で、ナックルが色々なものを背負ってヴィジランテ活動をしていることがわかりました。彼の言動や生き方について、共感できる部分、好きな部分はどんなところでしょうか。
格闘技が好きなこともあって、ナックルの暴力で物事を解決するスタイルは嫌いじゃないです(笑)。また、彼と同じく俺も家庭を持っているので、父親としてのシンパシーも感じます。子を持つ親としての苦悩については、共感するところばかりでした。
――この第10話では、登場の度に怪しく不穏な動きを見せてきた蜂須賀のエピソードも描かれています。蜂須賀というキャラクターの印象も教えてください。
原作を初めて読んだ時から、『ヴィジランテ』に登場する中で一番好きな女性キャラクターは蜂須賀でした。ニヤニヤしながら悪いことするところなんて、最高です! 人を人とも思わないというか、実験対象にしか見ていないような敵(ヴィラン)らしさが本当に好きです。女子高生に擬態しているのも良いですよね。ナックルのような厳ついオッサンに擬態していたら、きっとすぐに疑われて正体がバレていただろうに(笑)。そういった要素に惹かれて一番好きだったのですが、千本木彩花さんのお芝居が加わって、より一層好きになりました。
――「千本木さんが演じることでより一層好きになった」というのは、ポップ役の長谷川育美さんも言っていました。千本木さんはどのようなアプローチで蜂須賀を表現されているのでしょうか。
アフレコ現場にいるとよくわかるのですが、千本木さんはボソボソとセリフを発するんですよ。オンエアではいくらか音が一定に調整されているので気にならないかもしれないのですが、本当に気だるげに演じられていて、その“蜂須賀感”たるや。そして、そのところどころに可愛さも滲んでいるんですよ。それが蜂須賀の人たらしな部分を絶妙に表現していると思いました。原作を読んだときに感じた「きっと蜂須賀はこんなしゃべり方だろうな」という漠然としたイメージが、アフレコ現場で千本木さんの表現を聞いた瞬間に、頭の中で「パチッ」とハマる音がしたほどです。長谷川さんもきっとそれを感じたんじゃないでしょうか。
今後のストーリーでは、これまでの余裕な表情から一変し、蜂須賀が激高するシーンがあります。その時の感情の吹き出し方もまた素晴らしく、視聴者の皆さんにはぜひ期待してほしいですね。
――バラエティに富んだシーンも描かれる第10話。見どころや注目ポイントをお願いします。
釘崎爪牙も好きなキャラクターの1人でして、あんなに悪い登場の仕方をしたのに、今ではナックルの指示に従って動いているところが良いなと。第10話の中で、航一やポップを心配しているのにそれを素直に態度に出せない描写があって、そこも「かわいらしいな」と思いながら見ていました(笑)。
また、ポップにイベント出演依頼が来た際、航一に「どう思う?」と上目遣いで聞くシーンも。あのシーンの作画班の気合いの入りようが凄まじくて、長谷川さんの芝居も乗っかって、非常にかわいくなっています。ポップファンには絶対に注目してほしいシーンですね。
――第1話に合わせたインタビューの時にも、間宮さんは「ポップちゃんの作画がすごすぎる!」と見どころに挙げてくれましたね。
『ヴィジランテ』の作画を担当されている皆さんは、ポップに対する思い入れが強いと思います(笑)。他のキャラクターの1.3倍くらい気合が入っている気がしていて、ボンズフィルムさんの本気を感じますね。
――そのほか、これまでのエピソードを振り返り、特に印象に残っているシーンも聞かせてください。
やはり蜂須賀とのシーンになってしまうのですが、それを除くとすると、イレイザーヘッドと戦えたことは嬉しかったですね。“ヒロアカ”の頃からずっと大好きなキャラクターなので、そんな相手に「プロヒーローにはできないことを俺たちがやっているんだ」なんて上から目線で言うなんて……個人的に「なんておこがましい」と思いながら演じていました(笑)。
――いよいよ物語は後半へと移ります。今後の物語の中で、特に注目してほしいポイントを教えてください。
航一やポップたちが「なるフェス」のために頑張っている裏で、ついにナックルと蜂須賀が対峙します。これまでもナックルが蜂須賀を追っていることを匂わすシーンがありましたが、なぜ追っていたのか? ナックルと蜂須賀の関係性は? という謎の点と点が結びつき、ナックルの過去も明らかとなります。非常に見応えのある熱い展開が待っていますので、お楽しみに!
★インタビューの全文は、公式サイト(http://vigilante-anime.com/) にて公開中!
【『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』TVアニメ情報】
2025年4月7日より毎週月曜 23:00~TOKYO MX・BS日テレ、25:59~読売テレビにて放送開始!
※放送時間は予告なく変更となる場合がございます。
各種動画配信サービスにて放送直後より順次配信開始!
<イントロダクション>
ヒーローにはなれなかった…それでも誰かを救いたい!非合法(イリーガル)ヒーローたちによる 等身大の成長物語!
堀越耕平氏が10年に渡り「週刊少年ジャンプ」で連載、世界中で爆発的な人気を誇る『僕のヒーローアカデミア』。
その “ヒロアカ”の公式スピンオフシリーズ『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』が、待望のアニメ化!
脚本:古橋秀之 作画:別天荒人 により「少年ジャンプ+」で連載されたこの作品で描かれるのは、
『僕のヒーローアカデミア』の数年前の物語―!
時代は世界総人口の約8割が超常能力を持つ超人社会。混乱渦巻く世の中で、事故や災害、そして“個性”を悪用する敵<ヴィラン>から人々を守る「選ばれし」職業<ヒーロー>。その一方で、「選ばれる」ことはなくとも、目の前の人を救わずにはいられない人々もいる。これは、そんな非合法(イリーガル)ヒーロー《ヴィジランテ》の物語。
<ストーリー>
灰廻航一は、ヒーローに憧れながらも夢を諦めた冴えない大学生。
そんな彼の密かな楽しみは、オールマイトのコスプレ姿で街を徘徊し、プロヒーローを気取って人助けに勤しむことだった。
平凡な毎日を送っていた航一だったが、無許可でゲリラライブを行う自称アイドル・ポップ☆ステップ、「クズ専門の”掃除屋”」を名乗る謎の覆面男・ナックルダスターに出会い、「ヴィジランテ」の活動に巻き込まれていく。
非合法に人々を救ける彼らは、秩序を乱す犯罪者か、正義の自警団か。
”非合法ヒーロー“「ヴィジランテ」の物語が幕を開ける―!
【キャスト】
灰廻航一:梅田修一朗
ポップ☆ステップ:長谷川育美
ナックルダスター:間宮康弘
相澤消太:諏訪部順一
インゲニウム:北田理道
釘崎ソーガ:鳥海浩輔
蜂須賀九印:千本木彩花
【スタッフ】
原作:「ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-」(集英社ジャンプ コミックス刊)
古橋秀之 別天荒人 堀越耕平
監督:鈴木健一
シリーズ構成・脚本:黒田洋介
キャラクターデザイン:吉田隆彦
美術監督:渡辺幸浩
色彩設計:のぼりはるこ
撮影監督:張 盈穎
3DCG監督:佐々木瑞生
編集:廣瀬清志
音楽:林ゆうき 山城ショウゴ 古橋勇紀
音響監督:三間雅文
オープニングテーマ こっちのけんと「けっかおーらい」
エンディングテーマ yutori「スピード」
アニメーション制作:ボンズフィルム
<公式サイト/公式SNS>
公式サイト:http://vigilante-anime.com/
公式X:https://x.com/vigilante_mha
公式Instagram:https://www.instagram.com/vigilante_mha/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@vigilante_mha
© 古橋秀之・別天荒人・堀越耕平/集英社・ヴィジランテ製作委員会